ヘアブラシを選ぶ上で、
猪毛と豚毛どちらが良いのか?迷ってしまいますよね。
そもそもどんな違いがあるのか?っていうところを紹介していきます。
豚毛
・猪毛に比べると毛質が柔らかい
・頭皮への刺激や優しめ
・静電気が起きにくい
・髪が細い方におすすめ
猪毛
・毛質が非常に硬い
・ボリュームがある方・髪が太い、硬い方・くせ毛の方でもしっかり頭皮に届きブラッシングできる
・猪毛に含まれる水分と油分で静電気が起こりにく
・猪毛が髪のキューティクルに馴染み使えば使うほどツヤがでる
獣毛(豚毛・猪毛)は髪のボリュームを抑えたり、髪のまとまりを良くしたり、頭皮から髪質改善をしたい方におすすめです。
豚毛と猪毛の大きな違いはやはり毛の硬さ。
また価格は、豚毛より猪毛のヘアブラシの方が価格が高いです
よりツヤを出したい、髪質を改善したいということであれば猪毛の方が向いています。
獣毛(豚毛・猪毛)の注意点を確認
獣毛は、髪と頭皮のことを考えれば非常に有効なヘアブラシですが、いくつか気を付けないといけないことがあります。
①濡れた髪に使わない。豚毛・猪毛は水分を嫌います。また水分を含むと獣の匂いがすることもあります。
②ドライヤーなど熱風を長時間あてない。毛が傷みます。
③定期的なクリーニングをしましょう。(ドライクリーニング・汚れが目立つ時は水洗いをしましょう)
ダメージや髪の乾燥を改善し、艶を与えてくれる獣毛ですが、毛を傷めてしまうと効果が半減。また、フケやホコリをしっかり取り除いてくれるからこそ、汚れが溜まるのですが・・・汚れた状態で使うとこれもまた効果が半減してしまいますので、できるだけお手入れはこまめにしましょう。
獣毛(豚毛・猪毛)のお手入れの仕方
豚毛・猪毛ともに、お手入れの仕方は2つ。①ドライクリーニング②水洗いです。
①ドライクリーニング
必要なものは、
専用のクリーニングブラシ、もしくは歯ブラシやその他のヘアブラシを使います。
・専用のクリーニングブラシを使うとヘアブラシに絡みついた髪や汚れを簡単に取り除くことができます。
・髪は緩めるようにして取り除いていきましょう。
・基本的にはヘアブラシと専用クリーニングブラシ等を噛み合わせ、こすり合わせて汚れをとっていきます。
②水洗い
ドライクリーニングでは取りきれない汚れもあるでしょう。定期的に水洗いすることも必要です。
必要なものは、
専用クリーニングブラシ(ドライクリーニングと同じく、歯ブラシ等)、シャンプーです。もちろんシャンプーは低刺激のアミノ酸系などがよいです。市販の洗浄力の強いシャンプーは猪毛の劣化を早めます。
・ぬるま湯でシャンプーを泡だ立たせ、専用クリーニングブラシを浸します。
・擦るように汚れを落とします。
・専用クリーニングブラシを水に浸け、ヘアブラシについたシャンプーを落としていきます。
・ヘアブラシはタオルなどで拭かず、水を切り、室内で自然乾燥させます。(直射日光の当たるところにヘアブラシを保管しないようにしましょう。)
綺麗な髪を手に入れるためには、ヘアブラシのお手入れもある程度必要になってきます